800年以上の永きに渡って受け継がれてきた日本茶は、最近になって |
科学的分析で色々な効能がある事が解り一躍注目を浴びる事になった。 |
つい最近では、O−157に お茶のカテキン成分が大変効果的と医科大学の発表が有り、またまた, |
注目を浴びる事となりました。このページではお茶に関するウワサのあれこれをご紹介します。 |
現在、お茶の成分分析でわかっている事柄の一部分の紹介です。 |
(1) 血脂を下げ、心血管の疫病を予防
血脂の量が高くなると血管壁に沈殿し、動脈硬化や血栓などを引き起こす。飲茶には血糖値を下げる作用があり、特にお茶葉の中のEGCGカテキンが低密度脂蛋白(LDL)を下げ、高密度脂蛋白(HDL)を高める効能がある。また血液の粘り度を下げ、血栓を予防する効果がある。血液降下に大きな働きをするγ-アミノ酪酸(GABA)の含量を高めたお茶が、ギャバロン茶です。
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(2) 高血圧を予防
血納は高血圧を引き起こす原因のひとつですが、お茶葉の中のカリウムは血納の排除を促進します。カリウムは熱湯に溶けやすく、お茶を飲むことで高血圧の予防にもなるのです。
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(3) 血糖値を下げ、糖尿病を予防
お茶葉の中のEGCGカテキンや多糖類化合物などには、血糖値を下げる効果があります。
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(4) 虫歯予防
茶葉は、虫歯予防に効果のあるフッ素を豊富に含んでいます。またフェノール化合物には強い殺菌作用があり、フッ素と共同構成することで、総合的な虫歯予防効果が生まれます。お茶を毎日コップ一杯飲むだけで日本のの学童の虫歯は半減するだろう」と長年虫歯予防を研究された元東京医科大学の故 大西正男先生は、提言しています。最近では、虫歯予防の目的でカテキン摘出物がキャラメルやキャンディーなど様々なお菓子に添加されています。
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(5) 殺菌、抗病毒
茶葉の中のカテキンには病原菌に対する殺菌作用と制菌作用があります。この作用は、腸の中では有益細菌の成長を促進し、有害細菌を殺菌や成長を抑制します。
この他、皮膚病の真菌に対する抑制作用や病毒への抑制効果も注目されています。
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(6) 抗細胞突然変異、ガン予防
ガン細胞の発生は正常の細胞が各種のガン要素によって引発され(「引発」)、それが変異細胞に変わって進行する(「進行」)ことによって、最終的にはガン細胞になります。茶葉の中に含まれるカテキンは、「引発」の活性の抑制だけでなく、「進行」の活性も抑制する効果があります。
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その他国内外の科学者の研究結果を総合すると、飲茶の効用は以下のようになります。
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(1) 元気回復、疲労回復、体力増進 眠気防止(カフェイン)
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(2) 利尿作用(カフェイン)
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(3) 血液中のコレステロールや低密度脂蛋白を下げる(ビタミンE)
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(4) 虫歯予防(カテキン・フッ素)
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(5) 糖尿病への効果(カテキン・多糖類)
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(6) 抗菌作用(カテキン)
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(7) 抗細胞突然変異の抑制、ガン防止作用(カテキン・ビタミン)
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(8) 老化防止(カテキン・フラボノイド)
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(9) 脳・神経機能調節(テアニン)
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(10) 皮膚のトラブルを緩和(カテキン)
テレビやマスコミ、新聞・雑誌等で色々とお茶の優れた効能を紹介され、お茶は何となく体に良い事はわかってる人も多いはずです。しかし、具体的にどんな事に効果的なのかは意外と知られていないのがとても、もったいない事ですね。毎日、飲むお茶だからこそ、安心して飲んでいただけるようにと、産地別シリーズを新しく商品化も致しました。くつろぎティータイムを一日、二回を心がけて気持ちのゆとりをもった生活こそが健康への秘けつの第一歩と考えています。 |
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