お茶のブレンドについて

 


お茶の専門店、番茶屋のブレンド茶について


  • ブレンド について
  • 日本茶は全国各地で生産されています。お茶の木の品種によりぞれに味や香りコクが少しずつ違います。

    番茶屋では、全国の有名産地や品種別のお茶を配合し、ストレートでは出せない味を創作しています。オリジナルブレンドです。ブレンドについて説明しましょう。

    ブレンドとは無造作にお茶を混ぜ合わせることではありません。

    自分のねらい通りの味を作って行くのがブレンドの醍醐味です。ただ単に混ぜあわせることはミックスと言います。 それぞれの風土でそだったストレートな茶葉にはそれぞれの特徴があります。それを上手に使って、ねらい通りの味を作るわけです。

    たとえば、緑色の絵の具に、さらに深みが欲しい時は違う色を加え、イメージ通りの色を作って行くのと同じです。

    ブレンドの方法として、最も基礎になるのは、まず「ベース」を決めることです。

    自分の一番好きなストレートをベースとして決めて、そこに他の茶の味をアクセントとして加えていきます。原則的には同じ様な味の茶葉はアクセントとして組み合わせない方がいいでしょう。味がぶつかることがあります。

    また、渋味が好きだからといって渋味を組み合わせるとしつこくなったりします。個性的な茶葉の組み合わせは、それぞれの個性を潰すこともあります。

    例えば甘い「あんこ」に塩を少し入れると、味が引き締まり甘みがはっきりするように茶葉の使い方は様々です。

    番茶屋ではストレート茶葉にはない味とコクを創作しました。

    茶葉の配合意外にブレンド茶の味を左右する要因があります。その一つは火入れ(ロースト)です。ブレンドを説明する上でこれは大変大事なポイントです。それでは火入れについて説明しましょう。

    • 火入れ について

    お茶は農産物です。天候や作柄で味に微妙な影響を受けます。番茶屋が茶葉の仕入れをしている農家さんはこの点に気を遣い荒茶精製されています。茶問屋さんは、この道50年以上の経験者。その火入れ技術は数秒感覚でコンピューターの発達した現在でも絶対に真似の出来ない人間の匠の技です、全国名園で作られた新鮮なストレート茶葉を数種類を各ブレンドに使用しています。

    お茶の味は、この火入れ(ロースト)という加工方法によって」ほとんど決まってしまうと言っても過言ではありません。火入れとは, 荒茶を火入機にかけて煎り上げること。お茶本来の持ち味を引き出す最重要な作業です。熱を加えることにより、茶葉の成分のうま味を上手に引き出す行程です。それぞれの茶葉はそれぞれの持ち味、個性があり、それを最大限に引き出すことが火入れの目的でもあります。高度な熟練した技術が必要になる訳です。

    火入れには、弱火、弱中火、弱強火、中火、中弱火、中強火、強弱火、強中火、強火の9段階があります。

    弱火 強火

    上の写真のように弱火と強火とではずいぶん水の色が違います。
    生葉の香りを好む方向けや強い香りを好まれる方向けでお選びいただけます。

    一般的にはブレンドに適した火入れは弱強火から中強火が一般的に使われています。あまり火入れが深くなると茶葉本来の味が焦げた香りに負けてしまい、ほうじ茶に近くなってしまいます。れぞれの茶葉の微妙な違いが引き出せなくなります。

    九州地方、関西地方、静岡方面と産地は別れますが、その土地の環境、茶木の品種により味向きが全く変わります。お店で注文したら渋味が強かった、ですとか、香りが強すぎた、と言う事になります。味、香りが自分の好みに合ったブレンド茶を探し当てるのも楽しいものです。

    是非この機会に、ご自分の好みに合ったお茶を番茶屋の全国銘茶の中から探して世界にたった1つのマイ・オリジナルティーを作りましょう。 その日の食事や気分に合わせてお茶を選んでみてください。


         

    オリジナルブレンド

    オリジナルブレンドは世界に一つしかないあなただけのマイ・ブレンドです。ご自分好みのお茶を買われた方は、オリジナルブレンドティーのメンバーになれます。入会は無料です。自分の好みの味のブレンドを作り、マイ・オリジナルティーブレンドとして名前を付けて登録出来ます。すでに、数多くのユニークなブレンドティーが生まれています。

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